今年のコパ・アメリカの戦いでは、コロンビアとウルグアイというダークホースがともに持ち味を発揮し、上位進出が期待されている。しかし、1試合を終えた時点で、どちらかが3位という厳しい現実を受け入れなければならないかもしれない。
ウルグアイ対ブラジルの試合は特に接戦となり、両者とも準々決勝進出を目指して奮闘した。試合はPK戦にもつれ込むほど厳しいものだった。ウルグアイのこれまでのゴールラッシュは、この試合では報われなかったが、ブラジル戦で何度もチャンスを作ったウルグアイには、それ以上の価値があった。
しかし、ウルグアイはこのコパ・アメリカで堅実な守備を見せ、ここまでわずか1失点。コロンビアの猛攻に対しては、堅固なバックラインと中盤の動きに頼らざるを得ないが、ランディスがレッドカードで出場停止となったことで、その負担が増すことは間違いない。ランディスはブラジル戦でレッドカードを受けたため、この試合には出場できない。
一方、コロンビアはパナマ相手に5-0と快勝し、弾みをつけた。ヒメネス・ロディゲスらベテラン勢が雄姿を見せ、前半8試合でアシストとゴールに貢献。ハーフタイムにはルイス・ディアスのゴールで3-0とリードを広げ、後半は先発ローテーションを組んだ。
この試合は視覚的な饗宴になる予感がする。コロンビアもウルグアイも攻撃面では侮れない。コロンビアの無敗記録は、この試合での彼らのチャンスに拍車をかけるかもしれない。