コロンビアとウルグアイが、アメリカのベスト4をかけて激突しようとしている。ウルグアイはスリリングな戦いでブラジルを下したが、スター選手に2人の負傷者が出るという大きな代償を払った。今日の試合も慎重に臨むだろう。ここ27試合負けなしのコロンビアは、ウルグアイ戦に自信満々だろう。過去5回の対戦のうち4回は引き分けに終わっている。
かつてコロンビアは、南米では "1列目のしっぽ、2列目の頭 "と呼ばれていた。しかし近年は、伝統の強豪ブラジルを凌ぐほどの安定した成績を残している。2022年3月末以降、コロンビアは27試合負けなしを維持し、今年のコパ・アメリカではパナマに5-0で大勝するなど3勝1分け。ベテランストライカーのヒメネス・ロディゲスは今年1ゴール5アシストと貢献し、士気も高い。
ウルグアイの選手たちは負傷離脱中で、軽率な攻撃を恐れている。
一方、ウルグアイは今年のコパ・アメリカのグループステージで3連勝している。直近のブラジル戦では、ほとんどの時間帯で膠着状態が続き、0-0の引き分け、PK戦の末に4-2で勝利した。この試合では、右GKランディスが相手選手にフライングタックルをしてレッドカードをもらうなどラフプレーが目立ち、キャプテンのロナルド・アナオズが負傷するなど、守備の強さが損なわれた。ウルグアイは今日の試合ではあまり攻撃的にならないと予想されている。ここ6試合で1失点しか喫していないのだから、守備はかなり堅い。
両チームの過去5回の対戦を振り返ると、ウルグアイの1勝を除けば、ブラジル戦を含む他の4回は引き分けに終わっている。戦力と調子を見れば、両チームを分けるのは難しい。ノックアウト・ラウンドでは両者とも警戒しており、法定時間内に勝つか負けるかを予想するのは難しいだろう。