26日(水)未明、イングランドはまさかのサスペンデッドマッチで欧州連合(EU)グループCの出場権を獲得した。スロベニアとの激闘の末、イングランド代表は0-0、3勝2分け5敗の勝ち点5でグループ首位に立ち、"コンフォートゾーン "のノックアウトラウンド進出を決めた。この "黄金コース "では、ドイツ、スペイン、ポルトガル、フランスを避けて、4強の決勝戦に臨むことができた。
イングランド代表の指揮官シブジはこの試合、最近批判を浴びているアレクサンダー・アーノットに代えてコナー・ガリチャードを起用する人事変更を行った。しかし、スリーライオンズの全体的なパフォーマンスは相変わらず冴えなかった。スロベニアの堅い守備を前に、イングランドは薄氷を踏む思いだった。ブカヨルスカがゴールを狙ったが、フィル・コットンはオフサイドでゴールは認められなかった。
後半、フィル・コットンのPKはスロベニアのGKオビ・アレクサンドルに防がれ、ジェビアが左サイドから上げたクロスはニアでハリカニが外した。
第2レグ、イングランドはカナ・ガチャに代えて19歳のミネイを投入し、素早い調整を見せた。しかし、試合はまだ流動的で、スリーライオンズは優勢に試合を進めたものの、攻撃面で実質的な脅威を作り出すことはできなかった。試合は70分間続き、ガルペンマは昨シーズンのプレミアリーグで22ゴールを決めていた。ゴルペンマはフィールドに出ようとしたが、彼のシュートはキーパーのオビリにはじかれ、試合は0-0のままだった。スロベニアとボスニア・ヘルツェゴビナはともに予選突破に十分な戦力を有している。
グループCを1位で通過したイングランドがノックアウトラウンドに進み、"コンフォートゾーン "から抜け出すには、グループDかEで3位になる必要がある。ドイツ、スペイン、ポルトガル、フランスというビッグ4は、決勝トーナメントに向けて避けなければならない。
イングランドが勝ち進んだ同じグループの試合では、デンマークとセルビアも0-0の引き分けで握手を交わし、デンマークはなんとか決勝トーナメント進出を決めた。