予期せぬ0-1の敗戦を喫したイタリアに、不運な出来事が連鎖した。特に、チームのスター左サイドバック、フェデリコ・ディ・マルコがふくらはぎの捻挫という不運に見舞われ、火曜日の早朝に行われるグループBのクロアチアとの重要な対決を欠場する恐れが出てきた。フットボール・イタリア』によると、スパレッティ監督はすでに対応策を用意しており、フェデリコ・ディ・マルコの欠員を埋めるため、前節不運なゴールを決めたディフェンスの要カラコリを左サイドバックのポジションに移す予定だという。
フェデリコ・ディ・マルコは、現在の欧州代表チームでグループステージを2試合連続で先発出場し、堅実な戦いぶりを見せた。スペイン戦では全試合に出場したにもかかわらず、試合後に負傷してしまった。イタリアFAはその後、インテル・ミラノのスター選手の健康状態を注視していると発表し、『フットボール・イタリア』は、スパレッティ監督がフェデリコ・ディ・マルコの欠場に対処するため、カラコリの左サイドバックへの一時的な移籍など、さまざまな策を練っていることを明らかにした。
カラコリは22歳でデビューして以来、主に左ウイングのポジションでプレーしてきた。昨シーズン、ボローニャに移籍してからはポジションが少し変わったが、それでも左ウイングのポジションを知らないわけではない。イタリアチームにはダミアンやアンドレア・ガンビアスなど、左ウイングでプレーできる選手が他にも何人もいるが、スパレッティ監督はチームの守備を強化するためにカラコリを左ウイングに送り込むかもしれないし、この決断はブオン・ジョルノかジャンルカヴィンチェーニのどちらかの出場次第かもしれない。