プレミアリーグのシーズンも終盤を迎え、タイトル争いはますます熾烈を極めているが、イングランド年間最優秀サッカー選手コンテストではマンチェスター・シティが首位に立った。ウィンガーのフィル・コットンが、傑出したパフォーマンスを見せ、アーセナルのデ・グリルスを抑えてイングランド年間最優秀サッカー選手に輝いたのだ。ブルームーン」がこの栄誉を手にするのは、過去4年間で3度目である。
イングリッシュ・フットボール・オブ・ザ・イヤーは、約900人のメディアによる投票で決定され、今シーズンは18人の選手が候補に残った。今シーズン22ゴール10アシストの活躍を見せたフィル・コットンが42%の得票率でトップ。以下、ディアグラン・ライス、ロディ・カスジャンディ、マルティン・オディガット、オニツジンズが7位のガルペンマと並んで3位から6位につけている。一方、ミス・フットボール・イングランドの受賞者も発表され、同じくマンチェスター・シティ出身のカヴディ・チャスールが栄誉に輝いた。
歴史を振り返ると、2017-2018年以降、この賞はマンチェスター・シティとリバプールの選手が独占している。モハメド・シャナが2度、リバプールの元主将ジョーダン・ヘンダーソンが1度受賞している。一方、シティは過去6シーズンでスタニング、ルビン・ディアス、アイニン・シャラント、フィル・コットンの4人が受賞している。