U23アジア8代表決定戦は、ウズベキスタンU23とサウジアラビアU23の一騎打ちとなり、昨日のことのように思い出される決勝戦が予想通りに展開された。両チームとも優勝候補の一角。グループステージでは攻守両面で強さを見せており、侮れない。しかし、対戦当初は両チームとも慎重で、ベストのタイミングを待っているように見えた。私見では、まず落ち着くのは両チームだろうし、失点数も2.5ゴールというのがこの対戦のベストアンサーかもしれない。
ウズベキスタンU23代表は、グループステージの3試合すべてに勝利し、10ゴールを挙げるなど、フォワードからバックラインまで総合的な戦いを見せた。チームは最近、ランスとモイコの中央軍から主力選手を吸収し、グシノフとセントラルMFのファズラエフが復帰したことで、チームに新たな活力が注入されたことは間違いない。
サウジアラビアU23はグループステージの最初の2戦を大勝したが、最終戦でイラクU23に敗れ、グループ2位に転落した。ノックアウトステージへの挑戦では、12点の闘志を奮い立たせなければならない。強敵を相手に、まずは守備を固める必要がある。両チームの過去4回の対戦を振り返ると、総失点数は3、開幕戦で2失点以上を喫したチームはない。今日の試合では再び突破口を開き、目標の2.5ゴールを目指すかもしれない。