先日終了したイングランド・プレミアリーグの試合、マンチェスター・ユナイテッドはフェニマスと2-2で握手を交わし、MFカスパー・カスミルの守備での失態がチームの2点目の失点につながり、世間からは批判の声が広がった。イングランド代表のスター選手ラーナーは、32歳のブラジル代表FWのフィールド上でのペースを公の場で嘲笑し、まるで慈善事業のようなプレーを示唆したほどで、ユナイテッドは今夏、3000万ポンド(約2億9000万香港ドル)での売却に興味を示していると噂されている。
今シーズンのカジミルは、水準の低下が目立つ。これまでのリバプール戦では16回もボールを奪われ、パス成功率はわずか67パーセント。今日の試合でも、彼が守備に戻る際のミスで、チームメイトのギャンワラが孤立無援になってしまった。
私は長年カスミルと一緒に戦ってきたし、彼は常に私が最も尊敬するMFの一人だった。しかし、今の試合のペースはまるでチャリティーマッチのようだ。これはプレミアリーグであり、決してそのようであってはならない」。メディアとのインタビューの中で、カスミルはマンチェスター・ユナイテッドでのパフォーマンスに苛立ち、不眠症にまで悩まされたという。
カシミルの調子が落ち込んでいることを考えると、現在、彼の週給は35万ポンド(約4000万円)にも上る。噂によると、ユナイテッドは資金を節約し、若手選手と契約するスペースを作るため、彼を売却する用意があるという。3000万ポンドに達し次第、赤い悪魔の選手はクラブを去るだろう。しかし、今年のカスミルのパフォーマンスを見る限り、そもそもユナイテッドの移籍金要求に応えられるのはサウジアラビアのクラブだけだろうと危惧されている。