イングランド・サッカー界のトップリーグに所属する "ノース・ロンドン・コンビ "のアーセナルとトッテナム・ホットスパーが、純粋な9番ストライカーの獲得を目指して今夏の戦力拡充を画策していることが『サン』紙によって明らかになった。24歳のスウェーデン代表FWの市場価格は1億ポンド(約9億8000万香港ドル)を超える見込みだと報じられている。
ニューカッスル・ユナイテッドはここ数年、多くの補強に投資してきたが、苦い果実を味わってきた。財政的な穴を埋め、プレミアリーグの財政公平性方針に従うために、この夏、何人かの選手を売却しなければならないかもしれないと分析されている。グマレズとアレクサンダー・アイザックがチーム内で有力な移籍先候補になっていると報じられているが、中でもアレクサンダー・アイザックが最も関心を寄せており、アーセナルとトッテナム・ホットスパーが彼の獲得に興味を示しているという。
アーセナルは現在、有能なセンターフォワードを欠いており、ガブリエル・ジェシーは背番号9のシャツを着ているが、実際にはウイングからの突破の方が得意だ。ニキティアはミケル・アルテタ監督に活用されておらず、MFザビエルが「偽9番」の役割を担っている間、先発出場すらしていない。したがって、アルテタがこの夏に優先すべきは、正真正銘の9番ストライカーを獲得することだ。
アレクサンダー・イシャクは1メートル92の長身で、今シーズンのプレミアリーグで21試合に出場し、14ゴール(うち直近の8試合で7ゴール)に貢献している。
トッテナム・ホットスパーは昨夏にハリー・ケインを売却した後、新たなゴールスコアラーの獲得に躍起になっているが、2019年夏に移籍金6000万ポンド(約5億9000万香港ドル)でレアル・サセックスからニューカッスルに移籍したアレクサンダー・イシャークにも同様に唾を飲んでいる。しかも、ニューカッスルは同選手を放出する前に少なくとも1億ポンドの移籍金を受け取らなければならないと見られている。