パリ・サンジェルマン(PSG)はUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド16ファーストレグを2点差でリードし、次戦でレアル・ソシエダと対戦する。PSGはこの試合でゴールを守り切るか、ネットマイナスを1点以下に抑えることができれば進出できる見込みだ。今季のUEFAヨーロッパリーグでは7試合中6試合しか2失点以下というレアル・ソシエダの攻撃面でのパフォーマンスの低さを考えると、PSGはこの試合で守備を固めることができれば2.5点差で勝利することができる。(水曜午前4時からNow643で生中継)
キリアン・マクバルビーが今夏に任期満了を迎えるため、今シーズンは特に重要なシーズンとなる。ル・グラン・パリ」での最後のシーズンとなるマクバルビーは、チームの士気は高いものの、退団前にPSGのUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献したいところだろう。
しかし、アンリキ監督はマクバルビー抜きでプレーするリズムに徐々にチームを適応させ始めている。例えば、リーグ・アンの最後の試合では、マクバルビーは試合の半分しかプレーせず、0-0でモナコと握手した。直近のリーグ戦2試合では、4試合連続で2失点以上していない好調ぶりだ。この試合もきっとそうだろう。マクバルビーは先発しないかもしれない。アンリキの戦術は試合のテンポをコントロールすることに重点を置いている。この試合で失点しない限り、昇格は手の届くところにある。
2点のビハインドを背負ったレアル・ソシエダは、第2戦のためにホームに戻り、同点を目指して攻勢に出るに違いない。しかし、最近のチームは1月下旬から2月中旬まで5試合連続無得点と攻守に燃えている。最近は攻撃力が回復してきたとはいえ、先月末にはマジョルカに準々決勝でノックアウトされ、様々な試合でホームで連敗を喫し、意気消沈している。リーグ戦では、先発組がシャビエル相手に2-3で敗れ、この調子ではPSGに勝てる可能性は低い。