前節でメルボルン・シティを5対1で振り切ったブリスベン・ライオンズ・ロアーは、リーグ戦でも好調を維持するものと思われていたが、予想外の逆転劇に誰もが胸を締め付けられた。最後の20分、ライオンズはパース・グローリーを2対1でリードしていたが、2対3で敗れた。

ライオンズの成績は浮き沈みが激しいが、この試合に向けて2つの大きなプラス材料があると私は考えている。第一に、ここ4試合のホームでのリーグ戦は2勝1分け1敗。第二に、若き得点源トーマス・ワディングハムがAFCカップで大活躍し、シーズン序盤は平凡な成績だったにもかかわらず、リーグ戦ではここ2試合で3ゴールを挙げ、自信を取り戻しているようだ。

指揮官サゴビッチはチームに大きな期待を寄せており、トーマス・ワディングハムの得点力は侮れないとして、ミリオシュトリやヘンリー・ホリーといったウイングプレーヤーにクロスの頻度を上げるよう求めるだろう。

しかし、ライオンズのディフェンスエンドはパース・グローリーのパスゲームにやや苦戦しており、全体的なディフェンスの決定力も十分ではないように見える。その結果、ウェスタン・ユニオンはこうした弱点を突いて波状攻撃を仕掛けてくることが予想される。

ウェスタン・ユニオンは前節、思いがけずニューカッスル・ジェッツを下し、今季3勝目を挙げた。とはいえ、チーム全体のパフォーマンスはまだ満足のいくものではない。若手ストライカーのノア・バウディはここ4試合で2ゴールを決めており、彼のプレーは極めて重要だ。

ノア・バウディの得点の勢いが続くことを期待するのはさておき、ウェスタン・ユニオンのフロントラインは安定したプレーをする必要がある。

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