EPLのクライマックス、首位リヴァプールは劣勢のルートンを迎え撃った。強豪とはいえ、EFLカップ決勝を控えるレッズとしては、ディフェンスの弱いルートンを相手に、試合序盤で優位に立ち、後半に主力選手が十分にアジャストして決勝に向けて力を蓄えたいという思いが強い。ハーフタイムに大勝できなければ、ハーフタイムに1.5点差の勝利を期待したほうがいいかもしれない。(木曜午前3時30分からのNOW621をお見逃しなく）
リヴァプールはこのところ絶好調で、ゴップ監督が前倒しでシーズン終了後の退任を発表したこともあり、選手たちに活力を与え、ここ11試合で9勝（敗戦はアーセナル戦のみ）を挙げ、現在リーグ首位に立っている。チームの士気は高い。
特筆すべきは、チームのエースであるモハメド・サナがタイムリーなカムバックを果たし、前節のビンフォード戦（4-1）以降、万全の状態ではなかったにもかかわらず、ゴールとアシストで貢献し、トッププレーヤーとしての強さを見せたことだ。このところチームに怪我人や病人が多いことを考慮し、ゴップは主力選手を大事にした。来る日曜日のEFLカップ決勝は、チェルシーに挑戦するための重要な戦いであり、四大王者への道のりの最初の試練となるだろう。リヴァプールは前半に得点を重ねてリードを固め、後半はスタメンを休ませるため、序盤から攻勢に出ることが予想される。
