水曜(7日)の夜、アジアカップ準々決勝のフィナーレは、開催国カタールのトゥーママ・スタジアムでイランとの熱き対決となった。カタールはアスムーンとチャハン・バクシのゴールで逆転したイランを、ガッバー、アクラム・アフィフ、アイモルス・アリのゴールで3-2と下し、前回大会に続いて決勝に進出、ヨルダンと今年のタイトルを争うことになった。

ディフェンディング・チャンピオンであるカタールは、「爆発的な頭脳」を持つストライカー、アクラム・アフィフを引き続きチームに送り込み、アモルス・アリが前線とコンビを組み、ベテランのエヒドゥスが代役を務める。一方、イラン代表は1976年以来の決勝進出を目指し、ヨーロッパのトップリーグでプレーする選手が多数ラインナップに名を連ね、得点王に返り咲いたテ・ニエミとアスムーンが前線とコンビを組む。ニミとアスムーンは中盤の中央でチャハン・バクシとシャボン・ハイツとコンビを組む。

試合開始わずか4分、アスモンのゴールで先制したのはイランだった。しかしカタールはすぐに形を整え、18分にはガバードのシュートがイランの選手に当たり、ボールはGKビランフェンの横をなんとか通過して同点に追いつく。その隙を突いたカタールは43分、アクリン・アフィフがボックスの外から強烈なシュートを決め、ハーフタイム間際に再びリードを広げた。

第2レグでは、イランのイシャドラヒがファヒにシュートを当て、VARを見た主審は、ファヒがペナルティーエリア内でハンドボールを犯したと判定してPKを与え、これをチャハン・バクシがブレードで叩き込み、イランチームが同点に追いついた。しかしカタールはめげず、83分、エモル・アリが再びゴールを決め、再びリードを奪った。

延長戦では、イラン代表のカリサドがレッドカードで退場となったが、それでも10人の "ペルシャ軍団 "はカタールのディフェンスをあきらめなかった。最後の数回のコーナーキックでは、イランのGKビランフェンもアシストに上がったが、延長戦でのチャハン・バクシのシュートはポストを直撃して弾き出された。ファンの耳障りなブーイングの中、主審は試合終了の笛を吹いた。結局、カタールがイランを3-2で下し、決勝進出を決めた。

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