コートジボワールのアフリカ・ネーションズカップへの旅は、逆境の犬から英雄へと変貌を遂げ、ホスト国としての地位も手伝ってベスト8に進出した。
監督が空席で、グループステージでは僅差の勝利しかできなかったため、スタジアムのファンは激怒した。ラウンド16での敗退が確実視されたコートジボワールだったが、セネガルに逆転され、PK戦までもつれ込んだ。ゴールを決めたシバスティアン・エルナンデスの復帰は、チームにとって好材料だろう。前線が弱いため、市街地攻撃の問題を解決するキーマンとして期待されている。
この試合のもうひとつのハイライトであるキセルは、交代出場で試合の主導権を握り、PK戦ではブレースを決めた。この試合でも活躍が期待され、ホームのファンの声援がコートジボワールの自信を後押しするだろう。
ダークホース部門のマリも侮れない。18試合で1敗しかしておらず、守備も堅い。選手層も豪華で、ハマルスキョルド・マリチャルらスター選手が揃い、ビッスーマの復帰も期待されている。アフリカ・ネイションズカップでベスト8を目指すマリの旅は楽しみだ。
アフリカ・ネイションズカップの新参者であるカーボベルデは、35歳のベテラン、ビビとウェンディスが、厚い経験と豊富な経験でチームを引っ張り、ベスト8まで勝ち上がってきた。南アフリカに勝てば、初の準々決勝進出という歴史的快挙を成し遂げることになる。
ベスト16でタイトル候補のモロッコを破った南アフリカが話題を呼んだ。守備は堅く、3ラインが完璧に調和しているため、無敗神話の継続が期待される。カーボベルデは、ディフェンスを崩すことができれば、試合の焦点になる。