アルゼンチン・サッカー界の伝説、リオネル・メッシ。その類まれなカリスマ性は、かなりの商業的価値を生んでいる。フォーブス・ファイナンシャル誌によると、インテルナシオナル・マヤミ・フットボール・クラブの市場価値は、昨年6月にメッシが加入した後、クラブの収益が大幅に増加したことや、来シーズンの強気な利益予想を受けて市場価値が着実に上昇したこともあり、この1年で72%急騰し、10億3000万米ドル(81億香港ドル)の大台を突破した。
メッシがインテル・マイアミでプレーしたのは、チームが北米リーグカップで優勝するまでのわずか1ヶ月間だった。当時、毎試合のチケットは入手困難で、36歳のストライカーのジャージが飛ぶように売れ、インテル・マイアミの2023年の収入は、前年比2倍の1億1800万米ドル(9億2000万香港ドル)に急増した。
昨年11月末にUSLの2024年シーズンのチケットが発売と同時に完売するなど、"メッシ・サイクロン "の勢いは止まらない。加えて、先日行われた世界規模のプレシーズン・ウォームアップ大会も大きな収益が見込まれている。