アジアカップ準々決勝で、開催国カタールとイランが大接戦を繰り広げた。両者はレギュラーシーズンで4勝ずつを挙げ、首位に並んでいた。しかし、カタールはホームのアドバンテージがあるため、予選突破への道は比較的容易である。一方、イランは数々の激しい試合で力をつけており、その強さ、経験、実績から、アウェーでの勝利が有力視されている。(HOY TV 77では水曜日午後11時から生中継でお伝えします）
3度の優勝を誇るイラン代表は、総合力ではアジアの頂点に立ち、前回大会ではベスト4入りを果たしている。タニミ、アスモン、チャハン・バクシなど、ヨーロッパのトップリーグで修行を積んだスター選手が豪華に揃っている。
今大会のベスト8で、イランは優勝候補の日本を2-1のスコアで下し、試合を通じて相手を圧倒した。特筆すべきは、この試合でイランのトップストライカー、タニミが出場停止から復帰したことだ。昨年に入ってからイラン代表の調子は安定しており、過去17試合で15勝2分けの無敗、カタール戦も過去6試合はすべて勝利と、勝利は止められそうにない。
