アジアカップ最終節の土曜日(13日)、中国代表はタジク代表との初戦を迎えた。後半、朱晨傑のゴールはVARシステムによって無効にされ、史上初の最終節を迎えた中国代表とタジク代表は0-0の引き分けに終わった。

中国のスターティングメンバーは、ウー・レイとタン・ロンをダブルストライカーに起用し、リウ・ビンビンが両サイドから攻撃を仕掛ける。 バックラインは姜広泰と朱晨傑が務め、ゴールには厳俊玲が入り、香港出身の戴資訊が6人のデビューメンバーに加わった。同じく最終節がデビュー戦となるタジク代表は、前半から緊張することなく、ポゼッションでリードし、堂々と攻撃を仕掛けた。25分にはディハリロフがシュートを放つが、ヤン・ジュンリンに防がれる。

中国は左サイドの戴資迅の突破と呉磊へのロングパスに頼っていたが、攻撃陣は概して単独プレーが多く、脅威は限られていた。タジキスタン側はプレッシングを強め、中国にパスミスを誘発した。サイドラインにいた中国本土のカメラマンは、"あんなボールがサッカー代表に入るのか?"と思わず苦笑いを浮かべていた。データによると、前半のタジクチームのシュート数は2桁に達し、中国チームは得点を決められなかっただけでなく、パス組織も難しく、個人の突破に頼るしかなく、相手チームの顔が困ったときに素早く締め付けた。

後半、タジキスタンのゴールチャンスが続く中、中国の攻撃は勢いに乗れない。56分、カモロフのシュートはポストを直撃。その直後、中国チームはまたも中央でミスを犯し、多くのチームメイトに助けられたディハリロフがペナルティエリアの外でシュートを放つが、枠を外れた。72分、戴偉軍(ダイ・ウェイジュン)がペナルティーエリア内で高い打点のシュートを放ち、続いて呉磊(ウー・レイ)が交代出場を果たし、中国の状況は好転する。79分、交代出場のシュー・シンのシュートはGKにはじかれる。80分にはゴール前で朱晨傑がヘディングシュートを決めたが、VARによる検証の結果、主審は姜広泰のオフサイドと判定し、ゴールは無効となった。結局、両チームはゴールレスドローで握手を交わした。

より多くのシュートを放ったタジキスタンにも勝つチャンスはあったが、それでもシャギー・ヘッドコーチは試合後、次のように中国戦に満足感を示した。ボックス内でチャンスはあったが、それを生かせなかった。でも今日は、中国がタジクよりいいプレーをしていたとは思わない。"

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