土曜日の夜（23日）、プレミアリーグで行われたフラム対バーンリーのホームゲームは、一見退屈に見えたが、特別な主人公によって一変した。その主人公とは、プレミアリーグでデビューを飾った女性レフェリー、レベッカ・ウェッジである。年前、イングランドの男子サッカーリーグで初の女性レフェリーとなっただけでなく、今回はさらに一歩進んで、プレミアリーグで審判を務める初の女性レフェリーとなり、その卓越したパフォーマンスで称賛を浴びている。プレミアリーグはここ数年、審判のミスによる論争に悩まされてきたが、レベッカ・ウェッジの加入でリーグに新たな息吹が吹き込まれるかもしれない。
レベッカ・ウェッジ（40歳）は2010年から非常勤審判員として活躍し、2019年にフルタイムに転向した。彼女は女子プレミアリーグで女子サッカーの試合の施行に力を注いでおり、2021年にはリーグ2のハロゲート対ポートヴェイル戦の主審に任命され、イングランドの男子サッカーリーグで主審を務める初の女性レフェリーとなった。そして今回、イングランド・トップリーグ135年の歴史の中で初の女性プレミアリーグ主審となり、新境地を開拓した。
