ニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッドの激突は、間違いなく12月のプレミアリーグにおけるハイライトのひとつとなるだろう。このところ浮き沈みが激しいものの、両チームとも調子を上げており、土曜日の激突への期待感を高めている。
先週を振り返ると、ホームでチェルシーと対戦したニューカッスルは、VARの判定が物議を醸して勝利を逃したものの、全体的なパフォーマンスは印象的だった。アウェーのパリ・サンジェルマン戦でも、自分たちのスタイルを貫いた。主力選手の負傷にもかかわらず、エディ・ハーヴィー率いるチームは積極的にボールにプレッシャーをかけ、カウンターアタックで相手に致命的な打撃を与えた。
ニューカッスルの前線3人、アレクサンドル・イシャク、アンソニー・ゴードン、ミケル・アメランは、攻守両面で素晴らしいプレーを見せた。ボールを持たないプレッシングと守備のサポート、そして重要な場面での正確なシュートが、チームの成功のカギを握っている。
エディー・ハーヴィーは今シーズン、UEFAヨーロッパリーグとの両立にもかかわらず、チームを好成績に導いた。選手層が限られている中でも、彼は選手たちの可能性を引き出すことに努め、選手たちからも好意的な反応を得ている。
マンチェスター・ユナイテッドに関しては、先週連勝が途絶えそうになったが、前節の好調ぶりは目を見張るものがあった。アレハンドロ・カナソの逆転ゴールデンゴールがチームに道を開き、ハリー・マコウニの安定したプレーとリーダーシップがユナイテッドのバックラインを強固にした。
とはいえ、今週末の試合でもユナイテッドがゴールを許す可能性はあると思う。若いハビマヌはいいプレーを見せたが、ハリマグニとヴィトリアン・ディルヴェのサポートがあってこそ、彼の才能をより生かすことができるだろう。ユナイテッドにとって中盤は常に弱点だったが、タンホイザーの調整が功を奏しているようだ。