サッカーにVAR技術が導入されて以来、PKをめぐる争いは減るどころかむしろ増えている。しかし、FIFAはVARの権限を深化させることを計画しており、導入されればPKやコーナーもVARの監督下に置かれることになる。実施されれば、試合時間の延長は避けられない。
タイムズ』紙によると、FIFAのVAR委員会は28日(火)にロンドンで会合を開き、VARの権限拡大について話し合うという。現在、VARが介入できるのは、ゴール、レッドカード、PKなどの「決定的な重大判定」に限られている。もし権限が拡大されれば、コーナーキックやPK、"2枚目のイエローカード "も審査対象に含まれることになる。しかし、この提案はすぐには実施されず、少なくとも来年3月の年次総会までは正式に採択されないだろう。