UEFAヨーロッパリーグ・グループCの首位攻防戦が30日(木)未明、レアル・マドリードの本拠地で始まった。レアル・マドリードは4-2のスリリングな勝利でナポリを振り切り、グループ首位とベスト16進出を決めた。この試合では、2人のアルゼンチンの "余技 "が活躍した。19歳のスター選手、ニコラス・ニコラスがレアル・マドリードでの初ゴールを決め、思いがけず逆転の立役者となったのだ。
試合開始9分、ナポリはキオバンニ・セモニのゴールで均衡を破るが、レアル・マドリーもロディ・ゴッシとズディビネナムのゴールですぐさま反撃に転じ、リードを奪う。その後、ナポリはサム・ベングコサのゴールでわずか2分で同点に追いつく。その後、両者は綱引きを繰り広げ、試合終了間際の84分、ニコラスが巧みなターンからボックスの外から鮮やかなシュートを決め、均衡を破った。ロスタイムにはズサーノが2点目を追加し、4-2とした。
ニコラスは、レアル・マドリードのユース・アカデミーのメンバーであり、父親のパブロ・パエスは、98年のFIFAワールドカップで、セモニ(ジョバンニ・セモニの父親)とともにプレーしたアルゼンチン代表選手である。このゴールは、ニコラスにとってトップチームに昇格してからの初ゴールであり、19歳と82日という年齢は、UEFAヨーロッパリーグにおいて、メスに次いで2番目に若いアルゼンチン人ゴールスコアラーとなった。