ユナイテッドは、89分に負傷したアンソニー・マフィオスに代わって若きウイング・フォワード、アミット・ディアルーがピッチに立つというスリリングな展開で、フェーレンバッハと1-1で引き分けた。この22歳のコートジボワール代表FWは、交代でピッチに立ったとき、うつむき加減で、フィールドに立つことに抵抗があるように見えたが、アシスタントコーチのヤニス・ダレールからタイミングよく励ましを受けたのは幸運だった。サン』紙によれば、アミット・ディアルーは長いベンチ生活に不満を抱いており、契約延長を拒否して来夏に退団するつもりだという。
2021年1月にアタランタからマンチェスター・ユナイテッドに移籍して以来、アミット・ディアルーは多くの試合に出場している。レンジャーズやニューランズに短期レンタル移籍したこともある。シーズン序盤、その傑出したパフォーマンスで8月のユナイテッド月間最優秀選手のタイトルを獲得した。しかし、その後は指揮官タンホイザーに起用されることは少なくなり、プレミアリーグのここ2試合でのパフォーマンスの方が印象的だった。
フェーレンバッハ戦では、アミット・ディアルーが先発すると試合前から噂されていたが、結局は交代となった。もしアンソニー・マフィオーゾが負傷でプレーできなかったら、その結果は想像を絶するものだっただろう。それだけに、交代で出場したときの彼の表情は重かった。
アミット・ディアルの契約が来年夏に切れる。クラブには第一選択権があるにもかかわらず、両者の交渉はうまくいっていない。貴重な選手生活を無駄にしたくないアミト・ディアルは、本当に来夏の退団を選ぶかもしれない。