モナコは水曜日未明、レッドスター・ベオグラードを5-1で粉砕した。MF南野拓実は2得点・1アシストを記録し、69年前に欧州連合(EU)が発足して以来、1試合で2得点・1アシストを記録した初の日本人選手となった。
試合は開始20分、南野拓実がオフサイドのジレンマを巧みに突破して独走ゴールを決めた。レッドスター・ベオグラードがペナルティ・スポットから同点に追いついたものの、モナコの勢いは衰えなかった。ハーフタイム前、ヴィルヌーヴが2点目を決め、点差は広がった。
モナコのセンターバック、ヴェルフェットシン・ガオがゴールから30メートル以上離れたところから見事なシュートを放ち、この膠着状態が破られた。南野拓実が2点目を追加し、エリオテがロスタイムに鮮やかなシュートを決めて5-1のスコアラインを締めくくった。
印象的なパフォーマンスを見せた南野拓実がマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。この29歳のミッドフィルダーは、2017年のキリアン・マクバルビーに続き、過去7年間でモナコからヨーロッパリーグで1度以上得点を決めた最初の選手となった。前任の香川真司を上回っただけでなく、アシストも記録し、ヨーロッパリーグ史上最もパワフルな日本人選手と称賛された。
一方、同じリーグ・アンのパリ・サンジェルマンは、アシュラフのゴールに助けられ、ヤンホーフェンとは1-1の引き分けに終わった。