今夏、メバルディとレスター・シティとの契約は1シーズンだけ延長された。来夏の契約満了を機に引退を選ぶという噂が飛び交っている。もしそうなら、サウジアラビアはその莫大な資金力の可能性から、彼にとって理想的な引退の地となるだろう。
レスター・シティでの13シーズン、ウォーディーはチームの浮き沈みを目の当たりにしてきた。チャンピオンズリーグへの昇格、そして降格。キャリアの絶頂期には、数々の巨人からオリーブの枝を差し出されたが、彼は忠誠を誓い、フォクシーズに固執した。ウォーディの週給は14万ポンド(約140万香港ドル)と、トップリーグの選手としては比較的控えめなもので、37歳の彼にとって、高収入を得る機会の少ないヨーロッパの舞台で生計を立てるには、サウジアラビアが唯一の道なのかもしれない。
ウォーディは今シーズン、リーグ戦8試合で3ゴールを挙げ、フル出場を果たしている。彼のフォームは堅実なままだ。全盛期にはどうしても物足りないが、サウジアラビアに遠征すれば、まだインパクトを残せると私は確信している。