この日曜日の夜に行われたリーグ・アンでは、クライマックスの対決が繰り広げられた。パリ・サンジェルマン(PSG)はビスターに乗り込み、3-2で勝利を収めた。フランス代表のスター選手、キリアン・マクバルビーがこの試合のヒーローとなり、中盤からボックス手前まで一気に駆け上がる華麗なソロゴールを含む2得点を挙げた。この24歳の国際選手は、デビュー以来、クラブでの試合で250ゴールという驚異的な数字を叩き出している。
試合開始わずか16分、シャリー・アメリが強烈なシュートでPSGの均衡を破る。その直後、左サイドのイ・カンインから正確なパスを受けたキリアン・マクバービーが素早くペナルティーエリア内に侵入し、冷静にネットを揺らして2-0とリードを広げた。 しかし、2点をリードしていたPSGはその後の攻撃で油断し、ビスターのストライカー、ムニールとナドゥアランに得点を奪われ、2-2の同点に追いつかれた。
PSGにPKのチャンスが与えられたのは試合終了間際の89分だった。キリアン・マクバルビーが自らPKを獲得し、GKビソウジがシュートをはじいたが、彼はあきらめずにフォローのシュートをネットに突き刺し、ビスターを3-2でシャットアウトした。キリアン・マクバルビーは今シーズン、リーグ・アン9試合に出場して10ゴールを挙げ、得点ランキングのトップに立っている。2016年2月にモナコで初得点して以来、過去7年間のクラブ活動で250ゴールを決めており、そのうち223ゴールはPSGに所属していた時のものである。