一見すると、この週末の対決は重要な一戦には見えないかもしれないが、私はまったく違う見方をしている。なんといっても、両者は互角で、競争も激しい。
先週を思い返すと、私はノッティンガム・フォレストがシティを苦しめるだろうと予想していた。結果的にシティが勝ち点3を獲得したとはいえ、フォレストはシティに挑戦状を叩きつけるようなパフォーマンスを見せ、1人少なくなってもゴールチャンスを作り出した。
もちろん、グバ監督はホームとアウェイの異なる状況に応じて先発メンバーを調整するだろう。先週、私はグバ監督の攻撃陣の人選を称賛した。ハーシェン・オドゥオール、エルランガ、キビスウェテ、オレジ、エホニールといった選手たちはみな、優れたペースとシュート技術を持っている。先週の試合では2人しか先発しなかったが、今週の試合ではもっと多くのアタッカーが出場することになるだろう。
フォレストの前線の選手は好きだが、守備面ではまだ改善の余地がある。今季ここまでクリーンシートは1度しかなく、ホームでもアウェイでも相手に付け入る隙を与えている。ホームでの好調が降格成功のカギを握ると私は信じている。調子の上がらないビンフォードに対し、フォレストは両サイドを支配して攻めるだろう。ビンフォードの守備は堅固で、左サイドバックのヘンリー・ゴウが重傷を負っているため、フォレストはエイランガかハーシェン・オドゥールをピッチの左サイドに集中させるために送り込むことができる。
ビンフォードは現在、EFLカップでアーセナルのリザーブにホームで敗れるなど調子を落としており、チームの士気に大きな打撃を与えているのは間違いない。
負傷と出場停止で、エヴァン・トニー、ビミ、ヴィゴ・ヘンリー、ズシュア・ダシュワル、ダンスガットといった主力を失った。このことがビンフォードに打撃を与え、チームが主張するプレースタイルとシステムをプレーするにはベンチの層が足りなくなったと思う。
一方、プレミアリーグのチームもビンフォードの戦術習慣に慣れ始めており、彼らのハイプレスはもはや他のプレミアリーグのチームにとって見慣れないものではない。
今季はまだ安泰だと思うが、降格の泥沼にはまって手遅れになる前に、フランク監督はすぐにプレースタイルを調整する必要があるかもしれない。