フランスの強豪マルセイユが、イタリアサッカー界のレジェンド、ガルドゥーゾ監督を新たに迎えた。しかし、両者の間で交わされた契約は来年6月までということで、クラブ側は監督の手腕に疑問を抱いているようだ。ガットゥーゾの監督デビューは10月1日未明、リーグ1のライバル、モナコとのアウェー戦、そしてブライトンとのUEFAカップ戦と続く。
今シーズンのマルセイユの成績は芳しくなく、リーグ戦6戦でわずか2勝3分け1敗、最終節ではパリ・サンジェルマンに0-4で完敗さえしている。マルセリーノ前監督は9月20日に辞任を発表。選考の結果、クラブは最終的にガドゥス監督を後任に選んだ。
この45歳の若手監督は、ACミラン、ナポリ、バレンシアといった有名チームの監督を務めたが、結果は芳しくなかった。今年1月にバレンシアの監督を退任して以来、ガドゥスーは職を失っていた。今、ガドゥスーにはようやく再就任のオファーが来たが、今回は短期契約であり、過渡的な存在として登場することが予想される。