ネガティブなニュースが津波のように押し寄せるマンチェスター・ユナイテッドの近況が心配だ。少し前にはチーム内部の対立が露呈し、またもや英国メディアは、リーダー格のタンホイザーが選手売買に介入し、価格をつり上げた疑いがあることを明らかにして波紋を広げ、タンホイザーが売買で利益を得ているのではないかとユナイテッド内部関係者の不安を煽った。
デイリー・メール』紙によると、タンホイザーはユナイテッドの指揮官になってからスカウト部門を改革し、彼の息子もアナリストとして働いているSEGブローカーズと提携したという。最近のヘレンの獲得とエイバルの移籍は、どちらもこの会社が担当した。
それだけでなく、タンホイザーはここ2シーズン、リカルド、マルティネス、アンソニー、マティアス、オナナ、スファーン、イワバットなど、古くからの人気選手と市場価格をはるかに上回る値段で契約している。当初ユナイテッドは、ファーガソンもそうしてきたのだから、チームのリーダーが選手を信頼して買うのは間違ってはいない、と見て見ぬふりをしていた。しかし、チームの成績が芳しくない今、タンホイザーがコミッションを受け取っている疑いがあるのではと、内部関係者はすぐに反応する。