イタリアが自国のスタジアムでウクライナに挑む、情熱的なヨーロッパ対外試合グループCの出口ゲーム。現在、イングランドが単独首位に立っており、この試合で予選突破へのもうひとつの直接切符を手にする者が決まるというのが大方の予想だ。スパレッティ監督率いるイタリアは前回、北マケドニアと引き分けたが、攻撃面は大幅に改善されており、ホームでの試合はさらに良くなることが予想される。(水曜午前2時45分キックオフ)

イタリアは3試合を終えて1勝1分け1敗、ウクライナとの勝ち点差は3だが、1試合消化が少ないため、まだ決勝トーナメント進出のイニシアチブを握っている。ヴィンチェンツォ辞任後、チームを引き継いだスパレッティ監督は、北マケドニア戦では引き分けに追い込まれたものの、ナポリ時代に成功した4-3-3のフォーメーションにこだわり、アウェー戦ではポゼッション率が70%に達し、失点もPKのみと短期間で実を結び始めている。

イタリアはサン・シーロで試合を開催しており、選手たちの自信は大いに高まっている。ゴールデンブーツのネンビーニは効率的なプレーを続けており、ヴェルフェト・ガン・ロータス、レディジら代役ストライカーも準備万端だ。青軍団の厚みはウクライナよりはるかに多く、たとえ4日間の連戦であっても、戦術調整の余地はもっとある。イタリアはこのタイトル争いで快勝したいところだろう。

前回のイングランドとのアウェイ戦は1-1の引き分けに終わったウクライナだが、前回のイングランド戦ではシュート1本のみと攻撃力は高くなく、攻撃の核と目されるウイングフォワードのメディチも最近は調子を落としており、イタリアゴールに脅威を与えることが難しいため、今回のアウェイ戦では消極的な状態での出場となるだろう。

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