イングランド代表MFハリー・マグーニが、13日(水)未明に行われたイングランド・ダービーのウォームアップ・マッチで再び物議を醸した。前回のUEFAヨーロッパリーグではチームメイトにぴったりとついていき、チームの失点の立役者となったが、この試合では直接オウンゴールに絡んでしまったのだ。幸運にも、他のイングランド代表選手たちが間に合い、アウェーでスコットランドを3-1で下し、欧州サッカー史上初めて、全コンペティションで600勝を挙げた代表チームとなった。しかし、ハリー・マグーニの相次ぐミスが、彼の国際的キャリアに影を落とすことが懸念される。

この試合はイングランド・ダービー150周年記念の特別試合であり、両チームともウォームアップ・ゲームに過ぎないにもかかわらず、勝利への強い意欲を見せた。イングランドの総合力はハーフタイムを迎えた時点で明らかで、32分にキックオフからキアーがゴールを決め、フィル・コットンが続き、そのわずか3分後にはズディ・ビニンガムが2点目を加えて2-0とした。

交代で入ったハリー・マグーニが試合にドラマをもたらした。67分、守備のプレーからうっかりボールを自陣ゴールに蹴り込んでしまい、スコットランドを救った。ベリンガムは、1979年のキーラン・キーガン以来、約44年ぶりにスコットランド戦で得点とアシストを記録したイングランド人選手となった。

ビニンガムの目を引くパフォーマンスにもかかわらず、ハリー・マゴーニは試合後も注目の的だった。インターネット上では、この30歳のマンチェスター・ユナイテッドのセンターバックが話題になっており、「スコットランド最高のストライカーはマグーニかもしれない」と揶揄する声さえある。今大会、おそらくスコットランドのどの選手よりも多くのシュートをイングランドゴールに放っている。特筆すべきは、ハリー・マゴーニの過去2ゴールがいずれもオウンゴールだったことだ。そのオウンゴールとは、今年のUEFAカップ・ベスト8の1stレグ、ザビエル戦でのロスタイムのオウンゴールであり、ユナイテッドと対戦相手の間に2-2の引き分けをもたらし、チームのトーナメント敗退の舞台を作り出したもので、間違いなく記憶に残る屈辱的な記録となった。

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