トッテナムのウインガー、ルーカス・モウラはこの夏、フリーエージェントとしてクラブに別れを告げた。"移籍の達人 "ロマーノによれば、30歳のブラジル人スターは古巣サンパウロに戻るようだが、契約は12月までしかなく、来年1月の冬の移籍市場が再開したときに欧州に戻る可能性を示唆している。
ルーカス・モウラは幼少期からサンパウロのユースアカデミーで鍛えられ、2013年にパリ・サンジェルマンに上陸、5年前にトッテナム・ホットスパーに移籍した。ロンドンのチームでは221試合に出場し、2019年5月のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグでの独走弾を含む39ゴールを挙げ、トッテナムのアヤックス撃退と決勝進出に貢献した。しかし、ルーカス・モウラの調子がその後持続することはなく、昨シーズンはプレミアリーグでわずか15試合に出場し、1ゴールを決めただけで、契約延長を勝ち取ることはできなかった。
サンパウロは最近、レアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンでプレーしたMFジェイムズ・ロディゲスを獲得したばかりだが、今度はルーカス・モウラが加わり、間違いなくチームに新たな息吹を吹き込む。
しかし、ルーカス・モウラとサンパウロとの契約はあくまで短期間であり、今年12月のバークレイズ・プレミアリーグシーズン終了後はフリーエージェントとなり、再び新たなオーナー探しの旅に出ることになると理解されている。彼はまだ、より良いチャンスを求めてヨーロッパに戻ることを熱望していると言われている。
