グループGの開幕戦では、スウェーデンとイタリアがともに試され、試合終了間際に相手を倒すのに苦労した。しかし、私見ではあるが、イタリアは試合前にこの対戦の勝者は自分たちだと予想していたかもしれない。

試合終了間際の87分、交代出場のベテランストライカー、ジレニが決定的なゴールを決めたおかげで、イタリアはアルゼンチンを1-0で辛くも下した。手強い相手に勝利できたとはいえ、このことが選手たちの自信に大きくつながったことは間違いない。前半にはアリアナ・カルーソとキア・チェンディがそれぞれオフサイドの判定でゴールが取り消されたが、ローマのストライカー、キア・チェンディがチームメイトのサポートをもっと得られるようになれば、今大会でのゴール数は大きく伸びることが期待できるのではないだろうか。

ズイヨンダスでプレーするパウラネスは、イタリア・チームに欠かせない存在であり、30代後半にもかかわらず、相手の守備から巧みに逃れる点でも、さまざまなポジションから脅威を作り出す点でも、驚異的なスピードを誇っている。

一方、スウェーデンは試合終了間際のエリス・ディーターのキラーゴールにより、南アフリカを2-1で逆転した。スウェーデンは一時ビハインドを負ったものの、終始試合をコントロールしていたように見えた。コーナー攻撃ではアーセナルのセンターハーフ、エリスディエットが際立っており、90分にヘディングシュートを決めてライバルのゴールを破ったのも驚きではなかった。

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