ともに女子ワールドカップ初優勝を目指すカナダとアイルランドが、1/8ファイナル第2戦で直接対決する。
40歳のキルスティン・シンジャヤが12ヤードのPKを失敗し、ワールドカップ6大会連続ゴールという偉業は達成できなかったものの、0対0で引き分けたナイジェリア戦では、カナダの脅威は明らかだった。彼女はこの試合でこの状況を打破し、偉業を達成したいと意気込んでいる。
アイルランド人ストライカーのズディアン・ハイジマは、初戦ではゴール前でのチャンスはほとんどなかったが、試合を通して脅威的な存在感を示し、相手を苦しめた可能性がある。チームの守備にMFキーンが加わったことは、確かな安全策だ。
史上初の女子ワールドカップ・ファイナルウィーク進出を決めたアイルランドは、トーナメント1回戦で開催国オーストラリアに0-1で敗れたばかり。試合序盤はオーストラリアの猛攻に耐え、後半に逆転して勝利した。このパフォーマンスは、間違いなくこのラウンドでの自信につながるだろう。
ケイティ・マッケイブのピンポイントパスと高さのアドバンテージ、そしてセンターハーフのローデス・キーンのボックス内でのチェック能力のおかげで、アイルランドはコーナーでカナダのディフェンスにとって大きなテストになるだろうと私は予想している。