リバプールのブラジル代表中盤のスーパースター、ファビアン・テバリスはサウジアラビアリーグの強豪イティハドに移籍すると見られていたが、思わぬ情報がすべての計画を狂わせてしまった。29歳のブラジル代表FWの愛犬、2匹のフレンチ・ブルドッグが移籍の障害になっていることが判明したのだ。サウジアラビアの法律では、当局が「特別な取り決め」をしない限り、これらの種の入国を禁じている。もし愛犬がサウジに入国できないのであれば、ファビーニョは移籍を考え直すかもしれない。
それにもかかわらず、ファビーニョはエティハドとの個人契約に合意しており、リヴァプールのドイツでのトレーニングにも同行せず、移籍への決意を示していた。リバプールはエティハドから提示された移籍金4000万ポンド(4億香港ドル)にも基本的に合意した。サッカージャーナリストのロマーノ氏によると、両チームのトップはロンドンで移籍の最終手続きを進めているという。しかしこの時、サウジアラビアのメディアがファビノウが飼っている犬が入国できないというニュースを流したため、中盤のスターはこの法的なハードルをクリアしてから契約をまとめるかどうかを決めなければならず、揉めに揉めた。