月曜日(17日)の未明、CONCACAFゴールドカップ決勝の太鼓が鳴り響いた。メキシコが、88分にシンディア・ジョバニスが決めた見事な一撃のおかげで、パナマを1-0で僅差で下し、栄冠を手にしたのだ。メキシコは4年前以来2度目の優勝で、トロフィーを掲げるのは史上9度目となり、アメリカを抜いて北中米サッカー界の覇者となった。
試合を通じて、メキシコ・チームは潮の満ち引きのように攻め込み、前半だけで14本のシュートを放ったが、パナマの堅い守備を前に、ゴールを破るのは常に難しかった。22歳のスター選手、シンディア・ジョバニスが交代でピッチに立ったのは85分だった。中盤でボールを奪うと、パナマ守備陣を巧みにかわし、驚異的なスピードでペナルティーエリア内に侵入、低いシュートでゴールを破った。