6月23日0:00(日本時間)に行われるUEFAヨーロッパリーグ・グループステージで、トルコは強敵ポルトガルと対戦する。試合前、トルコのモンテラヘッドコーチは記者会見で、チームの戦術的意図や選手の状態について詳しく語った。
モンテッラ監督は、ポルトガルのような相手に対して、チームが高い集中力と一貫性を維持する必要性を強調した。忍耐強いディフェンスとタイトなフォーメーションでポルトガルの攻撃力を弱めることがカギになると述べた。トルコの選手たちのポジションチェンジの柔軟性はチームの強みのひとつであり、モンテッラ監督は、ポルトガルが相手にボールを支配されるとプレーが制限されるため、ポゼッションをコントロールすることが重要だと考えている。
モンテッラ監督は新たなスター、グレスについて、その得点効率の高さを称賛するとともに、グレスは現在少し疲労が溜まっており、チームは次の試合でいつ、どのようにプレーさせるかを検討していると明かした。モンテッラ監督は、グレスを先発させるか、試合の後半で代役を立てるか、慎重に判断すると語った。
ディフェンスについてモンテッラ監督は、ディフェンスはバックラインの選手だけの責任ではなく、フォワードラインから始まるチーム全体の仕事だと指摘した。ポルトガルの強力な攻撃ラインと対峙するトルコは、全体として対応する必要がある。単にバックラインの選手を入れ替えるだけでは根本的な解決にはならず、チーム全体の守備の連携がより重要だと強調した。
モンテッラ監督はまた、勝利後の過度な祝賀は集中力に影響する可能性があること、選手たちは熱狂的であるべきだが、過度に派手であってはならないことを選手たちに思い出させた。ポルトガルのチームは全体的にスピードがあり、ディフェンダーでさえハンドリングに長けている。
最後に、モンテッラ監督はトルコ国旗に深い愛着を示し、ポルトガルのボス、マルティネスがトルコチームの攻撃意識を称賛したことを喜んだという。この一戦は戦術と強さの戦いになるだろう。