ポルトガルU21は、U21ヨーロッパリーグ・グループリーグA最終節でベルギーU21と対戦する。ポルトガルは引き分けよりも勝ちたいところだが、攻撃力には不安が残る。前回の敗戦から教訓を得たベルギーU21は、今回も堅い守備を見せるはずで、2.5ゴール以下のスコアラインを狙うのが無難かもしれない。(水曜日00:00からNow 630で生中継)
まずはグループAの状況を分析してみよう。開催国のひとつであるグルジアU21が勝ち点4で首位に立ち、ベルギーU21とオランダU21がそれぞれ勝ち点2で続く。ポルトガルU21は勝ち点わずか1でグループ最下位。チーム間の勝ち点差がほとんどないため、4チームすべてにトーナメント敗退や大会離脱の可能性があり、状況は極めて微妙だ。
特にポルトガルのU21代表は、最初の2試合で1勝1敗しかしておらず、勝ち進むためには絶対に負けられない試合だ。理論的には攻勢に出ることも可能だが、アーセナルのMFファビオ・ベラが負傷欠場しているため、攻撃面での創造性に影響が出ている。ここ4試合のうち3試合で2ゴールを奪えていないという最近のウォームアップのパフォーマンスも相まって、攻撃陣の末路が心配だ。