U21ヨーロッパリーグのグループCで、イングランドU21代表がイスラエルU21代表を2-0で下し、2連勝で前倒しでの本大会出場を決め、首位通過が確実となった。この重要な一戦で、イングランドU21の活躍は特筆すべきもので、特に成年代表に選出されているベテランのイメロビが、ショフキ首脳陣の目を盗んで2試合連続ゴールを決めるなど、キレのあるプレーを見せた。
22歳のイメロビは、イングランド代表として3度の出場経験があるが、昨シーズンは怪我のため半分を欠場した。復帰後も完全には回復しておらず、出場機会も少なかったが、このU21ヨーロッパカップで再び活気を取り戻し、トーナメント1回戦では交代出場でゴールを決めた。中盤の中心として、試合開始わずか4分、美しいビハインド・ザ・バックのシュートを決めたが、残念ながらオフサイドの判定。
イングランドU21は16分、センターフォワードとしてプレーしていたアンソニー・ゴードンのヘディングシュートで得点。68分には、イメロヴィとキビシェバトがペナルティーエリア手前でぶつかり合い、イメロヴィがロングレンジから狙いすましたシュートを決め、イングランドU21が2-0の勝利を収めた。グループCのもう1試合では、ドイツU21がチェコU21に1-2で敗れたため、イングランドU21はグループ首位通過に成功した。