スカイ・スポーツ・イタリア』によると、マンチェスター・ユナイテッドはカメルーン代表FWオナナをターゲットに、インテル・ミラノと積極的に交渉しているという。オナナの代理人もマンチェスターに来て交渉を始めている。マンチェスター・ユナイテッドのボス、タン・ハガーはオナナに惚れ込み、アヤックス時代のトリプル・チャンピオン・メンバーの「理想的な」後継者とみなしており、移籍金は5000万ユーロの大台を超えると見られている。
マンチェスター・ユナイテッドのスターGKディキアの契約満了が迫っているが、契約延長はまだ決まっていない。そのため、夏の移籍市場で新しいGKを獲得することがユナイテッドの最優先事項となっている。さらに『スカイ・スポーツ・イタリア』は、インテルの代理人ゲディニスが木曜日にマンチェスターに到着し、ユナイテッドの上層部と交渉を開始したことを明らかにした。インテルも同選手の放出に合意したが、その価格は浮動ボーナスを含めて最低でも5000万ユーロ。インテルはオナナの後釜探しを始めたと言われており、ユナイテッドにとっては明るい兆しである。
バルセロナのユースアカデミーで鍛えられた27歳は、その後アヤックスに入団し、タン・ハガー監督の下でオランダリーグを3度制覇した。二人は5年近く一緒に仕事をしており、お互いをよく理解している。マンチェスター・ユナイテッドにおけるタン・ハガーの戦術システムは組織性を重視するもので、GKには足元の技術と組織力が求められる。月初めのUEFAヨーロッパリーグ決勝、マンチェスター・シティ戦でのオナナの傑出したパフォーマンスは、ペップ・グアルディオラから「最高のフットワークを持つGK」と高い評価を得た。
