情熱のワールドユースカップの舞台で、アルゼンチンはウルグアイU20とイタリアU20の頂上決戦を演出した。両者の違いを見分けるのは難しいが、ウルグアイの堅守は4試合連続シャットアウトという結果を残している。どちらかのミスが明暗を分ける重要な決勝戦だけに、両者とも薄氷を踏む思いだろう。(試合は月曜日午前5時キックオフ)

鋭い攻撃と難攻不落の守備の戦いとなったのは間違いない。過去2回の大会では準々決勝に終わったイタリアだが、決勝トーナメントでは従来の保守的な戦術を捨て、6試合中5勝1敗、13ゴールという驚異的な得点を挙げ、セントラルMFのカサディが7ゴールで得点王となった。ドミニカ共和国戦ではクリーンシートを達成したものの、今回は強敵相手にチャンスをものにする勇気はないだろう。

ウルグアイも6試合で5勝1敗と好調で、「攻撃は心をつかみ、守備は優勝を勝ち取る」という原則を心得ている。グループステージ第2戦のイングランド戦に2-3で敗れた以外は、ウルグアイは他の5試合で無失点、ここ4試合は相手をシャットアウトしており、守備は難攻不落だ。難攻不落の守備に加え、ドゥアルテを中心とした素早いカウンター攻撃は相手にとって防戦一方であるため、イタリア代表もあえて侮ることはないだろう。

思えば、過去4回のワールドユース・カップ決勝で得失点差が2点を超えなかった試合は3回あり、2013年のウルグアイ対フランスの120分間の戦いでは、両者ともに得点を奪えず、最終的にウルグアイがPK戦の末に敗れた。この激突では両者とも堅実なプレーが期待され、2.5ゴール以下のハンディキャップが勝敗を分けることが予想される。

ハーフタイムで握手するイスラエルと韓国

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