リオネル・メッシはエティハドからのオファーを断り、アメリカでプロサッカー選手としての新たなキャリアをスタートさせたが、サウジアラビアのサッカー発展の青写真は揺るがない。ちょうど今週の金曜日(9日)、有名なフランス人ストライカー、ベンゼマが6万人のファンの熱狂の中でバロンドールのトロフィーを掲げてお披露目された。サウジアラビアの政府系ファンド(PIF)は最近、4つのトップクラブの経営権を取得すると発表し、巨額の資金を投じて世界的なスーパースターをクラブに誘致することを意図している。
エティハドの本拠地に集まった6万人のファンの前で記者会見したベンゼマは、「イスラム教の国で生活することを熱望しているし、サウジアラビアは素晴らしいフィーリングを与えてくれる。チームを前進させ、何よりもリーグタイトルを獲得したい」と語った。ベンゼマの獲得により、エティハドにはもう一人のフランス代表FWニコラ・バルデルが加わる可能性も出てきた。
サウジアラビアの政府系ファンドは先日、アイナス、イティハド、ヒラル、アル・アリという4つのトップクラブの株式の75%をそれぞれ取得すると発表し、これらのクラブに投資の余地を与えることになった。サウジアラビアのメディアによると、オーバメヤン、マジェス、ゾディ・アイバ、ブスケッツ、シャディオ・ヴィニー、シャジ・オラモス、モディ・カレンダーといった国際的なスター選手が、サウジアラビアのクラブの獲得ターゲットになっているという。