アルゼンチンで開催されているワールドユース・カップもいよいよクライマックスを迎え、今夜は決勝トーナメント4回戦が行なわれる。今大会のハイライトのひとつは、U20イタリア代表とU20韓国代表の首位対決だろう。今年の両チームの成績を振り返ってみると、イタリアU20は攻撃は火力満点だが、守備がやや弱く、無失点は1試合のみで、ディフェンスラインの安定感が物足りない。一方、韓国U20はリーガルタイムで負けがなく、ディフェンス陣も好調で、ホームでのこの試合はハンディキャップ・アウェイの勝率がかなり高い。(金曜午前5時ジャスト)

イングランド・プレミアリーグのレディングでプレーするイタリアU20の攻撃の中心、カスカールディは、今大会で6ゴールを決め、得点ランキングのトップに立つなど、ゴールセンスも抜群だ。今大会のイタリアU20の成績を振り返ってみると、グループステージのブラジル戦で3点をリードして3-2の僅差で勝利したのをはじめ、5試合で4勝1敗、ノックアウトのイングランド戦とコロンビア戦の残り2試合では、弱小チームであるドミニカ共和国を唯一の例外として無失点に抑えることができなかった。このことは、イタリアU20が戦術的に攻撃に傾倒しており、守備が相対的に不足していることを示しているようで、ノックアウト・ステージでそれが露呈する可能性がある。

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