トッテナム・ホットスパーFCとレアル・マドリードは最近、ハリー・ケインの移籍を視野に入れ、移籍市場で打撃戦を繰り広げている。両者は移籍に関して仮合意に達したと言われており、正式契約に向けて詳細が決まるのを待っているところだ。なお、トッテナムはケインの後釜候補として、アストン・ヴィラのストライカー、オニ・アウグスティンスを挙げている。
スペインのジャーナリスト、ラモン・アルバレス・デ・モン氏によると、トッテナム・ホットスパーとレアル・マドリードの交渉の焦点は、個人的な条件から移籍金に移ったという。レアル・マドリードは現金8000万ユーロ+浮動オファー2000万ユーロを提示したのに対し、トッテナム・ホットスパー側は総額1億3000万ユーロでの契約成立を見込んでおり、両者の間にはまだ大きな金額の差がある。
一方、『バーミンガム・メール』紙は、トッテナム・ホットスパーがケインの退団に備えて万全の準備を整えており、センターフォワードのポジションを埋めるためにビラからオニ・オーガスティンスを獲得する計画があることを明らかにした。27歳のオーガスティンスはビラとの契約を2年残しており、トッテナムのオファーを聞いてから放出するかどうかを決めるという。