[日本リーグの熱戦】日曜日(28日)、本誌記者は川崎フロンターレの本拠地に赴き、日本リーグの熱戦を目の当たりにした。今シーズンの川崎フロンターレの成績は芳しくなかったが、ホームスタジアムの雰囲気は圧倒的だった。2万人を超えるファンの声援の中、小林悠とキャプテンの登里享平がそれぞれゴールを決め、川崎は柏レイソルを2-0で下した。

武蔵小杉駅から川崎ストライカーのホームスタジアムである井関ランドアリーナまでは徒歩約20分。試合前にはグラウンドの外で盛大なカーニバルが催され、中村憲剛や鄭大世といった元選手が登場し、ファンと交流した。柏レイソルは川崎から車で1時間ほどの距離にあるため、この試合には多くのファンが訪れ、雰囲気を盛り上げていた。

3連敗中の川崎フロンターレは、観客の「カ・ワ・サ・キ」の声援を背に勝利を目指して戦った。均衡を破ったのは21分、小林悠がペナルティーエリア内からゴールを決めた時だった。柏レイソルのファンの熱狂をよそに、後半ロスタイムにはペナルティエリア内から登里建平が巧みなシュートを決め、リードを広げた。

交代後、川崎フロンターレは勢いよく攻撃を仕掛け、ファンは熱狂した。柏レイソルは終盤にイェーガーマイスターやドゥグラスといった攻撃力のある選手を交代させたが、それでも突破することはできなかった。試合が進むにつれ、ホームチームのファンはますます感情的になり、旗を掲げ、叫び声をあげ、青い光る棒まで使ってチームを応援した。結局、川崎フロンターレは2点差の僅差で勝利し、3連敗を止めた。試合後、選手たちは観客席まで行ってファンと一緒に祝福し、その姿は温かく感動的だった。

柏レイソルの井原正監督は、前半のミスが失点につながったことを認めたうえで、「後半はいいプレーができたが、得点を奪えなかったことは、攻撃面でまだまだ改善が必要なことを示している。次は、日々改善できるようにしたい。"リーグ戦初出場の小林にとっては、ハードワークで出場機会を増やしたいところだろう。

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