今シーズンのチェルシーは移籍市場で慌ただしく動いており、巨額の投資によって選手給与総額が急増している。英紙『ミラー』によると、ブルーズの今シーズンの選手給与総額はなんと2億1700万ポンド(約21億香港ドル)で、プレミアリーグに所属する20チームの中でトップ、次いでマンチェスター・ユナイテッドが2億1300万ポンド、プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティが1億8600万ポンドで3位につけている。
昨シーズンのサマーウィンドーと今年の1月のウィンドーで、チェルシーは6億ポンド(約58億香港ドル)の大金をはたいて新人を獲得し、その結果、チームの陣容は巨大化し、それに伴って年俸も前年比6%増の2億1700万ポンド(約120億円)に膨れ上がった。しかし、そのような投資は理想的な結果をもたらさず、3人の監督を経てプレミアリーグで12位にとどまっている。
これに対し、ブレントフォードの今シーズンの選手給与支出総額は3,354万ポンド(約3億2,700万香港ドル)に過ぎず、全チーム中最低であるにもかかわらず、リーグ順位は9位。あと1試合行われた時点で、チェルシーを13点上回っているのだから、チェルシーのインプット・アウトプット比率が極端に低いことが露呈しているのは間違いない。
マンチェスター・ユナイテッドに関しては、クロウの年俸を差し引いた後の給与は2億1300万ポンドで、昨シーズンより10%減ったが、それでも街のライバルであるマンチェスター・シティをはるかに上回っている。一方、シティは特に多額の人件費を費やしたわけではないが、プレミアリーグ3連覇を達成した。
プレミアリーグ準優勝のアーセナルの総支給額1億1000万ポンドは、トッテナム・ホットスパーと同率5位で、今季成績の落ち込みが深刻なリバプール(1億6500万ポンド)をも上回っている。
今シーズンのプレミアリーグのクラブ総支出額上位(トップ10)のリストである:
1.チェルシー 2億1700万ポンド(約21億香港ドル)
2.マンチェスター・ユナイテッド 2億1300万ポンド(約20億7000万香港ドル)
3.マンチェスター・シティ 1億8600万ポンド(約18億香港ドル)
4.リバプール 1億6,500万ドル(約16億1,000万香港ドル)
5.アーセナル 1億1000万ポンド(約10億7000万香港ドル)
5.トッテナム・ホットスパー 1億1000万ポンド(約10億7000万香港ドル)
7.アストン・ビラ ₩9167万ドル(約8億9000万香港ドル)
8.ウェストハム 8,450万ポンド(約8億2,000万香港ドル)
9.ニューカッスル 8,156万ポンド(約7億9,430万香港ドル)