チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、レアル・マドリード対マンチェスター・シティの一戦は互角の引き分けだった。
開催国であるマンチェスター・シティは、欧州選手権のトロフィーを初めて掲げるという大きなプレッシャーにさらされている。しかし、レアル・マドリードはディフェンディング・チャンピオンであるだけでなく、最も多くのタイトルを手にしているチームでもある。そのため、ブルームーンが夢を実現する道のりは険しい。
第1戦同様、サイド攻撃が勝敗を分けるカギとなるだろう。ユニス・オズリアが素晴らしいゴールを決めたとはいえ、キルジュイガはこの選手を制限することにかなり成功していると私は思う。キルジュイガはトップディフェンダーだが、第2レグではシティがより積極的にプレスをかけ、おそらくユーニス・オズリアに突破のチャンスを与えるかもしれない。
ゴルディオナ監督は第2レグでもキアリッシュにプレッシャーをかけ続けるだろう。
もちろん、両チームには試合の流れを変えられるワールドクラスの選手がいる。ビンシュマーとアイニン・シャラントは決定的なゴールを決めるチャンスは1度だけでいいし、2人のパスの名手、モディ・リとチユン・ディブニはチームメイトにチャンスを作り続けるだろう。
ティボルト・トゥルスとアイダチェン・モラスもまた、ミスが命取りになりかねないGKのポジションで重責を担っている。合理性と感情の両方を分析した結果、経験豊富なギャラクシーがアウェーでブルームーンを僅差で下し、決勝進出を決めると思う。