フランスの大手スポーツ・メディア『フット・メルカート』が独占情報として伝えたところによると、トッテナム・ホットスパーのスターストライカー、ハリカニの代理人チームが、パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツ・ディレクターであるガンボス氏に接触し、イングランド人シュートストッパーのPSG加入の可能性を探っているという。ハリカニとの契約はあと1年しか残っておらず、タイトルのないチームでプレーし続けることを望んでいないことから、トッテナムは今夏、チームのゴール王である彼を売却せざるを得なくなる可能性がある。
今年1月以来、ハリカニはトッテナムとの契約を更新するつもりはないと明言してきた。彼がトロフィー獲得に意欲的であることはよく知られているが、トッテナムがさまざまなトロフィーを獲得できずに失敗を繰り返していることに加え、今シーズンのプレミアリーグランキングでトップ4に入れず、来シーズンのUEFAヨーロッパリーグ出場権も獲得できなかったことが、ハリカニの退団の可能性を煽っている。
マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、そしてPSGがハリカニに強い興味を示しており、特にPSGは今夏ストライカーの大改革を計画しており、メスとニマという2人の南米スターを放出し、正真正銘の9番シュートストッパーの獲得を狙っている。攻撃面ではキリアン・ムバッペが相棒になるだろうし、ガンボス監督もハリカニの獲得を強く主張している。
PSGは近年、フランス国内のコンペティションを支配しており、ハリカニのタイトルの夢を叶えるには十分な位置にいる。トッテナムは最大1億ポンド(9億8000万香港ドル)の移籍金を要求していたが、ハリカニの契約期間が残り少ないことを考えると、それ以上を要求し続けるのは難しいだろう。