年明けにクロンがサウジアラビアリーグに加入したことで、世界のサッカー界はさらなるトップスターの招聘を積極的に模索していたが、最近になってようやく朗報が飛び込んできた。マンチェスター・ユナイテッドから今シーズン、ウェストヴィルにレンタル移籍していたアレクサンドル・ディニスが、クロンと再会するためにサウジアラビアに渡ることを決めたのだ。ウェストヴィルは彼をレンタル移籍させ続けるつもりはなく、ユナイテッドも彼を買い戻す気はないとのことで、30歳のブラジル代表FWはアイナスのオリーブの枝を快く受け入れた。
アス』によれば、ディニスは2020年にユナイテッドに加入し、2シーズンにわたってチームでプレーし、50試合に出場して1ゴールを決め、クロンとともにプレーした。タンホイザーがユナイテッドの監督に就任した今シーズン、ディニスはザビエルにレンタルされたが、不運にも膝を負傷し、カタール・ワールドカップを欠場。
ユナイテッドはポルトからディニスを1500万ユーロで獲得したが、3年後の今、ドイツの移籍市場での評価は1200万ユーロ(約1億300万香港ドル)まで下がっている。クロンの関係で、ディニスはサウジアラビアへの移籍に強い興味を示しており、トルコ・スーパーリーグのガラタサライも彼にオリーブの手を差し伸べている。