ブリスベン・ロアーもFCシドニーもシーズン後半戦は絶好調で、現状は侮れない。両チームとも連勝記録をこの試合でも伸ばしたいところだろう。

ブリスベン・ライオンズとウェリントン・フェニックスの戦いを振り返ってみると、序盤にリードを奪っておきながら、後半は一転して劣勢に立たされた。私はこれまで、特にプレーオフ圏内を狙うリーグ戦で後塵を拝しているチームが、大事な場面であきらめるのを何度も目撃してきた。しかし、キーパー、スカニョーリが試合終了間際に決定的な同点ゴールを決め、チームの勝ち点1獲得に貢献した。

このゴールは、チームの自信に満ちたメンタリティと、リーグ戦ここ6試合で6ゴールを挙げているジェームス・オーシャの素晴らしいパフォーマンスによるものだ。彼の好調ぶりを考えると、FCシドニーのディフェンス陣は彼の追加点を阻止し、7試合連続得点という偉業を達成するために、気を抜けないだろう。

ブリスベン・ロアのディフェンス陣が気を緩めるわけにはいかない。最近好調のイングランド人ストライカー、ジョー・フォングとの対戦が目前に迫っているからだ。このストライカーはここ6試合で5ゴールを決め、再びFCシドニーの攻撃の魂となっている。ズルリはリーグ前節のパース・グローリー戦でも得点を決めており、この試合でも試合を形成する力があると私は信じている。彼の個人技と様々なプレースタイルへの適応能力は、対戦相手にとって大きなチャレンジになることは間違いない。

フォンゾウとズルリの素晴らしいプレーを考えれば、FCシドニーがこの試合に勝ってリーグ戦の順位をさらに上げ、プレーオフ圏内のトップ6に近づくと予想する。

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