川崎フロンターレは先週の土曜日、名古屋ホエールに1-2で敗れ、リーグ戦2連敗を喫した。選手間のパスやレシーブの連係不足が目立ち、守備の質を高めるためには、ポゼッションで優位に立ったときの攻守のバランスをもっとよくする必要があるように思う。
前線でのミスも多く、今シーズンはここまでまだ失点していない。加えて、バックラインをより強固にするためには、オレンジ健仁はサポートのタイミングに注意する必要がある。
一方、浦和レッドダイヤモンズは前節、北海道のゴンザガ札幌を4-1で粉砕し、リーグ戦ここ6試合で5勝1分けを記録した。レッドダイヤモンズは、安定したチームと冷静な戦術的対応で強いメンタリティーを見せている。加えて、強力なベンチメンバーを擁し、交代要員によってチーム力が一気に高まることも多い。
レッドダイヤモンズは今シーズン、リーグ戦で8人の選手が得点を決めている。大久保智昭はまだ開幕を迎えていないが、現在好調を維持している。この24歳のキャプテンは、ボールを持って相手ディフェンスから抜け出すだけでなく、優れた意識を持ち、チームメイトとの連携も良い。