戦いは続く木曜日(20日)の早朝、UEFAヨーロッパリーグ・ラウンド・オブ・8セカンドレグの試合が終了した。マンチェスター・シティはアウェーでバイエルン・ミュンヘンと1-1で引き分け、2戦合計スコア4-1で3年連続のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝進出を決めた。チームを率いるディエゴ・グアルディオラは、10度目の準決勝進出に導き、UEFAヨーロッパリーグにおける新記録を樹立し、再び歴史に名を刻んだ。シティは昨年の劇的な敗退の雪辱を誓い、決勝進出を賭けてレアル・マドリードと戦う。
第1レグで3点のアドバンテージを得たシティは、引き続きフルメンバーで試合に臨んだ。38分、12ヤードからチャンスを得たが、アイン・チャランテスがクロスバーを越えるシュートを放ち、57分にはノルウェーの海兵隊員が見事なシュートを決めて同点に追いついた。バイエルンは83分、ジョージ・ガンメージのPKで同点に追いついたが、遅すぎた。
マンチェスター・シティは、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシー(2007-2009年)以来、プレミアリーグ史上3チーム目となる3年連続UEFAヨーロッパリーグ準々決勝進出を果たした。ゴルディオナ監督は、チームをUEFAヨーロッパリーグ準々決勝に10回導いた初の監督となり、ライバルであるレアル・マドリードのアンジェロ・アンチャロッティ監督(9回)がそれまでの記録を持っている。この準々決勝戦はベスト・オブ・ベストであり、もうひとつの準々決勝戦はACミラン対インテル・ミラノである。
マンチェスターの戦い」は昨年のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝の再現となった。マンチェスター・シティはファーストレグでは4-3で勝利したものの、セカンドレグでは完封され1-2で敗れ、試合は延長戦の末、レアル・マドリードが劇的な逆転勝利でタイトルを獲得した。ゴルディオナは試合後、「3年連続でUEFAヨーロッパリーグの準々決勝に進出したことは素晴らしい成果だ。UEFAヨーロッパリーグで優勝するには、レアル・マドリードを倒さなければならないことは誰もが知っている。以前はバルセロナが目標だったが、今はレアル・マドリードだ。"